スロープレイが大の苦手な私だが、今日、たまたま、
参考になる記事を見つけたので、転載して残しておきたい。
毎年、12月の過去の記録を確認すると、年末のせいなのか、スロープレイが多く、ほとんどゴルフになっていない。
今年も、あまりにも遅い前組にストレス一杯で、我慢が限界と、投げやりなゴルフになってしまったのが情けない。
最近は、ハーフ2時間半が当たり前になっている気がし、ゴルフ場も2時間15分で回るように注意しているが、なぜ2時間にしないのか疑問。
私の感覚では、ミスショットを多発する私でも、普通に回れば2時間はかからないはずで、あまりにも待ちの連続が続くと、楽しいはずのゴルフが、楽しくなくなる。
何とかしたいと、待っている時間に、ロストボールを探していると、いらないボールがたくさん見つかり、もう、いらない。
乗用カートに、進行が遅くなると注意が音声で流れるゴルフ場もあり、もっと、何らかの対策をしてほしいが、無理か。
毎年そうだが、後期高齢者になってさらに気が短くなっているのが、苦痛すら覚えるのが残念。
下記の記事を参考に、来年こそ、乗り切りたいが、我慢しかないのだろう。
今日12月21日の記事を転載ティーイングエリアに上がったものの、前の組が前方にいて打てないことがあります。特に前のホールでオナーを取って勢いのあるときは、せっかくのいいリズムが狂ってしまう感じがします。
ショット前のルーティンに入るまではティーアップしないプロが大半(写真は2016年アクサレディスでの飯島茜) 写真:Getty Images
ラウンド中、ちょくちょく訪れる「待ち」の時間をどうやり過ごしたらショットを乱すことなく待てるのでしょうか。正確無比なショットを武器に女子ツアーで通算7勝を挙げている飯島茜に、待ち時間の有効な過ごし方とやってはいけないことを教えてもらいました。
飯島は2020年からレッスン中心の活動に転じ、21年にはYouTubeチャンネル「飯島茜ゴルフちゃんねる」を開設。100万再生を連発するなど、ビギナーにも分かりやすいレッスンが好評を博しています。
【レッスン写真】100万再生連発の飯島茜が考案! 正しく“タメ”が作れる「ペットボトル・ドリル」
「一番大事なのは、待っている間に体を動かすことです。じっとカートに座っていたり、ぼーっと立っていたりしているうちに自分の番になり、急に『打ちます』というのでは体が反応しませんからね。ストレッチや素振りをして体を動かして待ちましょう」
カートにどしっと腰掛けていると筋肉が固まってしまい、座る前のクラブをスムーズに振っていた体の状態とは違ってしまうからです。
疲れているときや待ち時間が長くなりそうなときでも、座ったままはNG。ストレッチをしたり、少し休んだり、素振りをしたり、疲れを感じない程度に軽く体を動かすことがポイントだと飯島は言います。
その素振りですが、ティーアップをして目標方向を見ながら行なったほうがショットのイメージをつかめるものでしょうか。
「トーナメントでは、ティーを刺してフェアウェイやグリーンが空くのを待つ選手はまずいません。先にティーアップをして、ストレッチや休憩を挟んで待つとしたら、いざボールを打つ時はルーティンを途中から始めざるを得なくなってしまうからです。ティーアップは『さあ、ショットをするぞ』という合図。待ち時間は体の準備をして過ごし、自分の番が来たら初めてティーアップをすることでショットのスイッチオンを図るべきです」
「ただ例外として、初心者やプレーに時間がかかる人は、あらかじめティーアップして待つのも一つの手です。バンカーや林など打ってはいけない方向を確認し、だいたいの目標方向を決めておけば、慌てることもなく時間短縮になるからです。打てる状態になったら、速やかにボールの後方へ移動して素振りを1回する、スパット(目標線上の目印)にフェースを合わせる、アドレスを取る、といった手順を決めておくといいでしょう」
ビギナーにとっては、先にティーアップして目標方向の確認をしておくほうが迷いがなくなりそうです。それ以外の人は、ティーアップをショットへの切り替えスイッチにするためティーアップせずに待ちましょう。
おしゃべりしたり空を見上げたり他のことに気持ちを向ける
ティーアップすることでショットを打つためのスイッチを入れる(写真は2016年ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンでの飯島茜) 写真:Getty Images
ティーアップすることでショットを打つためのスイッチを入れる(写真は2016年ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンでの飯島茜) 写真:Getty Images
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とはいえ、前の組がなかなか進まないことによって、どうしてもイライラが生じたり集中力が切れてしまったりすることもあります。メンタルを維持するにはどうしたらいいのでしょうか。
「私も若いころ試合でイライラした経験があります。でも、イライラしていいことって一つもないんですよ。気持ちを波立たせてしまうとリズムもショットもスコアも乱れ、結局は自分のパフォーマンスに返ってきます」
「プレーの進行が遅れ気味で前が空くのを待つのも、同伴者のプレーに時間がかかって待つのも、ラウンドでは必ず起きることです。イライラしても待ち時間をなくすことはできない。そういうときは気持ちを切り替えたほうがいいですよ。私だったら、キャディーさんとおしゃべりしたり空を見上げたり、他のことに気持ちを向けますね」
待たされるのではなく、待つ時間ができたと考えることによって、「楽しもう」「大事に使おう」と、ラウンドのモチベーションを維持しやすくなるといいます。
プレーファストは大前提ですが、たとえ進行が遅れても楽しむ気持ちを忘れず、体を動かして待ち時間を過ごすことがプレーリズムを崩さない秘訣なのですね。ツアー7勝を挙げた飯島の言葉には、柔軟性と説得力を感じます。
野上雅子