カナリヤガーデン12月30日をもって営業終了
カナリヤガーデン12月30日をもって営業終了
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10月1日付けで譲渡、会社側は会員の会員権買取方針
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平成4年開場のカナリヤガーデンカントリークラブ(元・キッツGC君津コース、18ホール、千葉県君津市大坂1228-1、TEL:0439-29-3900)が、今年12月30日をもってゴルフ場の営業を終了することがわかった。
同クラブを経営するカナリヤガーデン(株)(住所=コースと同)が株主譲渡を実施、10月1日付けで代表取締役社長の木庭清氏ら役員が退任する一方で、エリック・タケシ・マックラース氏が代表取締役に就任した。また同日付けで、カナリヤガーデン(株)は会社分割で設立した大坂施設(株)(住所=コースと同)にゴルフ場用地及び建物の所有権を移転している。
同クラブに取材したところ、「オーナーが高齢で体調不良のため、今後ゴルフ場経営の継続は困難なことから、12月30日をもってゴルフ場の営業終了を決断した」という。
会社側代理人によると800名強在籍する会員に対してはこのほど、営業終了とともに、年内一杯までの期限で、会員権を納得していただける金額で買い取る旨通知したとしている。一部会員は180万円を呈示された模様だ。ちなみに、今年8月にアクティブでなくなった会員権を整理する目的で会員権の名義書換えを停止する一方、希望者には不利でない相場金額でゴルフ場が会員権を買い取る(最高額は正会員の譲渡可で30万円)措置をとっているが、この買取りに応じた会員には、不足額を追加支払いする意向としている。
なお今後の用地活用については、株式譲渡先である外資系企業の保養施設として利用される模様で、ゴルフ場営業の可能性はきわめて薄そうだ。
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